初釜を終えて(1/28)

2024年01月28日

1月28日新年の初釜を無事に終了しました。皆さまありがとうございました。

皆さまをお迎えするということはベランダを掃除し、窓を磨き部屋を整えることから始まります。日ごろ手の行き届かない箇所をカラダを使って掃除することはとても気持ちの良いことです。

新年明けて最初にいただくお茶を初釜といいます。午前の部は鎌倉から画家の望月麻里さんが訪ねてきてくれました。久しぶりの再会をうれしいくご一緒のKさんともすぐに話がはずみました。そして新しい門出を祝うとても和やかな初釜となりました。

午後の部はここでも久しぶりの懐かしい再会がありました。むかしを思い出してこんな風に集ってくれるいつまでも続く繋がりを有難く思いました。

お正月に実家で整理した着物の話から、お着物についての話題で盛り上がりました。私が一番重宝しているのがYouTubeの帯の着付けです。カラダでは何とか覚えているものの、帯締めのアレコレを見てこれはいい!という新しい発見があります。文明の利器とはこのことです。

今日は福を呼ぶ打ち出の小槌柄の帯と銀鼠色の無地のきもので合わせてみました。

和菓子 は巖邑堂 さんの羽二重「お多福」、「福は内、鬼は外」今年も皆さまにとって福がたくさん来ますように、お多福の頬の色をイメージして苺の寒天をお作りして祝いました。

2024年も2ヶ月に一度のリズムで季節の小さな茶ノ会を開催します。春夏秋冬、季節の草花と和菓子と一服のお茶を点て、整える時間をご一緒に、ご参加お待ちしております。

次回春の茶ノ会は3月17日(日)に開催いたします。

お茶・特別挽上 無上 初釜抹茶(柳桜園)お菓子・お多福(巖邑堂 )、梅しぐれ(松兵衛)あまおう苺の寒天(手製)、点心・のっぺい汁、黒豆煮、中津川栗きんとん、菜の花、そら豆、一口かまぼこ、トマト、越後お雑煮(手製)、花・椿、菜の花、山茱萸 、木蔦、季節のもの