12年の節目を迎え
2024年12月14日
猫のルイくんが亡くなって初めて迎えるお盆の休日。どんなスタイルで帰ってきてくれたのかな。マントを羽織ってカッコよく?でも怖がりのルイ君はマノンちゃんの後にくっついて尻尾を立てて帰ってきてくれたような気がします。
昨日は食育のオンライン・イベントを無事に終え、今年は静かなお盆を過ごしています。終戦記念日になると毎年思い出すのが土家由岐雄による童話「かわいそうな ぞう」(金の星社刊)のお話です。戦争中、上野動物園で3頭のぞうが殺されました。3頭のぞうは、毒入りのえさを食べなかったため、絶食の末に餓死させられました。えさをもらおうとぞうたちは飼育係に一生懸命に芸を見せました。その姿を想像するだけで涙が溢れます。
犬や猫を飼った経験のある人はわかると思います。動物たちの澄んだ瞳、安心して眠る姿、散歩に行くときの尻尾のうれしい表情、猫たちの気ままな仕草・・・すべて飼い主との信頼関係があるからです。話せなくとも愛しい気持ちは伝わります。
こんな辛く悲しいことは絶対に繰りかえしてはいけません。地球上のすべての生物のいのちが守られる「平和」を祈ります。
明日はルイ君の好きだった鶏肉のスープのお供えをして見送りたいと思います。