築地散歩
2020年12月12日
土曜日はお友だちの原田さんのご紹介で「鮮魚ふぐ卸の魚昭」さんを訪ねました。これまでフグは食べる一方で魚のカタチを何となくイメージをしていました。
魚昭さんの店先にさわら、キンメダイ、クエが並んでいて水槽にフグが入っていました。店主の小澤さんがフグを持ち上げるとぷくっとふくれて怒っているのです。さらにみるみる内に膨らんできてパンパンに怒っているではありませんか。フグの表情を近くで見るのも初めて、皮のトゲトゲも硬くこれにはびっくりしました。
魚昭の小澤さんは「美味しんぼ」第48巻に登場しています。魚昭さんのフグを食べたら大ファンになってしまいました。
小澤さんの知り合いの吹田商店さん、前から知っているお店でしたがご縁をいただき今日はご主人から昆布の分布、料理の使い方についてお話を伺いました。真昆布、利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布、長昆布。昆布はぐらぐらお湯が煮立つ前に引き上げるが定番。いやいやそんなことは気にしなくていいそうです。ざっくばらんな私にはこれまた嬉しい発見でした。
スーパーだと食材のことは自分で判断するしかありませんが築地はプロの方々にお聞きすることができます。実際に魚をさばくところを見ると命の尊さを思います。
密にならない範囲で、お正月の準備に向けまた伺いたいと思います。真っ直ぐな人たちとの出会いは大好きです!