さようなら大銀杏

2022年02月13日

26年前東京へ越してきたときから南向きのベランダに出ると大きな銀杏の木が目の前に見えて私にとってのシンボルツリーになっていました。

先週の月曜朝、銀杏の近くへクレーンが運ばれてきてまた何か工事が始まるのかな?と気にしながらも仕事場へ向かいました。その日は夜遅くに帰宅。外は暗くそのまま眠りにつきました。翌朝窓のカーテンを開けるといつもと景色が違う。。。あっ!大好きな大銀杏がなくなっている。突然のことで悲しくてしばらく窓の向こうを見るたびに落ち込んだ日が続いていました。

所有物でないのだからしょうがないけれど、長年見慣れた大好きだった景色がまたひとつ無くなってしまいました。1月の雪が積もった写真と12月の色づいた最後の大銀杏の一枚。外へ出て切り株まで行って、そっと手で触れて「ありがとう」と別れを告げました。