ホームパーティー

2022年04月30日

GWが始まりました。所属する団体理事の椋周二(むくのきしゅうじ)さんが一年間、毎日「あなたの誕生樹」というコラムを連載しました。この3月をもって無事終了。連休初日の昨夜は感謝をこめて、拙宅でホームパーティーをひらきました。

椋さんは以前DIARYにもご紹介しましたが、元建設省のエリート官僚で2005年日本国際博覧会で会場整備・環境担当の実質的な現場を仕切った方です。1年366日、日々を彩るそれぞれにゆかりの樹木を当てはめて、様々なエピソードとともに1冊にまとめた本を作りました。ご著書を初出として今回加筆などをされ、ウェブサイトのコラムで更新をしました。

事務局の人手が足らないので、お原稿と併せて、HPの編集作業までもお任せしちゃって!データのクラウド管理費以外はすべてボランティア、ホントにお世話になりました!学校給食甲子園のウェブサイトで1年間毎日アップデートをしました。(「あなたの誕生樹」コラムはいつでも自由に見ることができます)

樹木は、光合成により二酸化炭素を取り込みながら酸素を出すだけでなく、花を咲かせ、香りを漂わせ、果実を実らせ、木陰を作り、そして有用な木材となり、常に人間の傍らに存在しています。

日本は木の歴史をつないできました。以前取材をした二十年に一度神様がお引っ越しになられる「式年遷宮」は、1300年前と変わることのない伝統や技術が受け継がれています。古式通り正確に前代の旧殿をそのまま建て直し、調度類から神宝まですべてが新調され技術の伝承がなされている。現代の私たちの身近にSDGsの目標と重なるところがあると感じます。

この日は中村明子先生もご参加くださり、80代半ばとは思えないくらい若々しくいつも朗らか、今なを後進育成にあたられ細菌感染症の専門家でいらっしゃいます。昨年は「オウムと731と新型コロナ時代の証人がみたバイオテロの真相」(薬事日報社)を出版されました。仕事のボス馬場先生も80歳を過ぎて今月5月15日沖縄返還50年を機に「沖縄返還と密使・密約外交宰相佐藤栄作、最後の一年」(日本評論社)を出版されたばかり!凄いパワーです!!

大人になると世代の垣根を超えてお話ができる。素敵なことです。