伊豆・下田の旅

2025年03月02日

2月の最後の週末、東京を離れ、伊豆・下田へ足を運びました。お天気にも恵まれ、河津桜はほぼ満開。絶好のタイミングで、春の訪れを感じることができました。

今回宿泊した下田プリンスホテルは、1978年に開業し黒川紀章氏の設計によるもの。白浜の海岸にV字型に広がるホテルからは、どの部屋からも海が望めるようになっています。部屋の建具には昭和の面影が色濃く残り、50年以上経った今でも大切に使われている古き良きものが感じられ、心地よかった。

夕暮れ時、白浜海岸を散歩しながら波の音に包まれ、心地よい空気を深く吸い込み、心身ともにリフレッシュ。

ホテルは、増設された展望温泉もシンプルながら満足できるものでした。横10メートルの一枚ガラス越しに広がる海の景色は、まるで自然と一体になったかのような気分にさせてくれます。朝食のバイキングもぜひおすすめです。

下田の街を歩いて感じたのは、お寿司屋と喫茶店が多いことでした。夏のシーズンは賑やかなんだろうなと今回は時間が限られていてゆっくりお茶を飲むことはできませんでしたが、伊豆は食の宝庫、三方を海に囲まれ、豊かな山々にも恵まれています。近いうち、またゆっくり訪れたいと思いました。

3月は、春の気配が感じられる伊豆・下田の海辺からスタート。帰りの伊豆急車窓からスマホをパチリ、河津駅の桜並木がピンク色に染まり、春がひと足早く訪れたことを実感しました。次は都内の桜の花が咲くのが待ち遠しい。