12年の節目を迎え
2024年12月14日
7月21日夏の茶ノ会を無事に終了しました。皆さま暑いなかご参加いただきありがとうございました。
今日の茶花は唐松草、桔梗、河原撫子、歌仙草、半夏生を籠に夏らしく活けてみました。
お菓子はうちわをかたどった涼やかな琥珀糖には花火が描かれていていました。鎌倉からご参加の画家・望月麻里さんから「この夏5年ぶり の鎌倉花火大会でした」と夏の行事がようやく戻ったうれしい話題へ繋がりました。水まんじゅうを笹の葉で包んだ一品とブルーベリーの自然の色がそのまま楽しめる水菓子をお作りしました。河上智美さんの吹き硝子のやわらかな透明感がさらに涼を添えてくれました。
前回に続き、「茶の湯の銘 季節のことば」について考えながら稽古をしました。 亭主と客になって、お道具やお菓子、お茶について季節感ある和やかな会話が弾みました。
これまでに大寄せの茶会や茶事の席などそれぞれ経験があり、今だから聞けるみたいな質問もありました。基本的な亭主とのやりとりは、正客が代表して、定型の流れがあります。ですがいわゆるマニュアル通りではなく自分なりの感想や想い、わからないことがあれば、聞くのもよいですね。
今日はお2人の素敵な夏のお着物のコーディネート、涼やかな風を運んでくださいました。
暦の上では明日から大暑、とにかく暑い季節です。どうか体調を整えながらお過ごしください。
次回は暑さがおさまり始めた頃に、9月15日の茶ノ会を楽しみにしております。
お茶:雅の白(特別挽上 柳桜園詰)菓子:涼風(亀屋吉長)ドライフルーツ入り水まんじゅう、ブルーベリー水菓子(手製)