12年の節目を迎え
2024年12月14日
年に一度のお楽しみ、ブラムリーに続いて栗の季節がまた巡ってきました。スーパーで立派な栗を見つけたので連休は一日かけて栗の渋皮煮を作りました。
手間と時間はかかりますが、渋皮の独特の風味に包まれた栗は秋の実りを感じる一品です。
鬼皮をむく作業の前にたっぷりのお湯に30分ほど置いておきます。皮がやわらかくなって軍手と包丁で渋皮を傷つけないように注意して鬼皮をむいていきます。
重曹をいれたお湯で下ゆでをすると相当なアクが出てきます。自然の色って凄いなーとヘンなところで感心して鍋の色を覗いたり、アクをきれにすくいます。
次に渋皮のお掃除です。ここでは椅子に座って老眼鏡が必須。鍋から栗を一個ずつ取り出して竹串で丁寧に取り除きます。この集中する作業、きれいに太い筋がむけると凄い達成感を感じます。
水をはったボウルへ静かに入れてよごれをきれいに落とし再び鍋に入れて2回茹でこぼします。最後に砂糖で煮含めますが栗に対して三温糖を30%にして控えめです。最後にちょっぴりラム酒を入れてみました。
今日から秋のお彼岸入り。しばらくお茶の時間のお供は栗の渋皮煮。秋の実りを楽しみたいと思います。