12年の節目を迎え
2024年12月14日
東京を離れて箱根へ行ってきました。小田原でレンタカーをピックアップ、お天気にも恵まれて最高のドライブ日和でした。湯本駅の渋滞はナビの通り、うまくショートカットができてお得感!
強羅公園のローズガーデンの秋バラは見頃、雲一つ無いスカッとした青空に色々な品種の美しいバラが咲いていました。
強羅の帰りに仙石原へ向かうと夕日にすすき草原のすすきの穂が黄金色に輝いてなびいていました。
30代の頃毎週のように箱根仙石原へ通っていました。
「梢月庵」というおいしいお蕎麦屋さんがすすき草原の近くにありました。小さな看板だけで、背中がくるんと曲がったご高齢の女将さんが粋な方で品書きもとてもシンプル。天せいろとせいろのみ、天ぷらがサクサクおいしくてよく通いました。もう一軒が「かま家」。こちらは温泉が併設されていて、40分かかる看板メニューの釜飯を注文して、温泉へGo!温泉から上がって出来上がりという釜飯屋さん。お店の前を通ったら健在のようでした。
夜は山本文緒さんの闘病の日々を綴った「無人島のふたり」を涙、涙で読了。年齢も近く、ある日突然ステージ4を宣告された自身と重なる。山本さんの小説をもう一度読み直したい。箱根の紅葉は北の大地とは違い、しっとり大人っぽかった。