2023初釜を終えて（1/28,29)

1月28、29日の2日間、お天気に恵まれ初釜を無事に終了しました。皆さまありがとうございました。

1日目は何十年ぶりでしょう、懐かしい友人が訪ねてきてくれました。20代の頃一緒にお茶をお稽古した友人です。今は子どもさんたちも仕事を持ち家を離れ、年賀状だけのやりとりでしたが自分の時間が持てるようになり、初釜に参加してくださいました。自然と手指が動き、点前は美しく体で憶えた所作は忘れませんね。懐かしく再会をよろこびました。

2日目はお料理好きの方々がお手伝いをしてくださり、サクサク呼吸が合って大助かりでした。「うつわ継ぎ山鳥」を主宰されている真由美さんが洒落た兎のお着物でご参加。やっぱり着物っていいですね～。華やいだ雰囲気に皆さんとうれしくなりました。

最後の水屋の片付けまで、うつわを丁寧に扱ってきれいに整えてしてくださり、ありがとうございました。

ゆっくり湯をそそぎお抹茶を点て、和菓子 は雅庵さんの薯蕷練切「白椿」をいただいて初釜を皆さんと祝うことができました。

寒さの中にも少しずつ陽のひかりが明るくなり、新しい季節の気配を感じます。

今年は2ヶ月に一回のリズムで小さな茶ノ会を開催します。2023年春夏秋冬、季節の草花と和菓子と一服のお茶を点て、肩の力を抜いて整える時間をご一緒に、ご参加お待ちしております。

お茶・特別挽上　無上　初釜抹茶（柳桜園）お菓子・白椿（雅庵）、佐賀県産ネーブルの寒天（手製）、点心・のっぺい汁、丹波篠山産黒豆煮、紅白なます、越後はりはり漬け、越後お雑煮（手製）、花・椿、梅、季節のもの