DIARY 日々のこと 衣食住 　　峯島朋子

毎年恒例のサントリーホールでの第九を両親と聴いて年末年始は新潟で過ごすことにしています。

一年で一番大きな仕事が無事に終わり、すっかり寒さが身に染みる季節となりました。皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

茶室のように炉を切ることはありませんがテーブル席の茶の湯ではこころを寄せるかたちになります。

街が金木犀の甘いかおりに包まれる季節、ようやく過ごしやすくなってきました。この夏、栃尾又温泉・宝厳堂を訪ねたとき感動した本物の魚沼産コシヒカリ、馬場さんの新米が届きました。さっそくガス窯で炊いて、綺麗で粒もおおきくツヤツヤ甘い新米です。

英国のりんご、ブラムリー・アップルの季節がやってきました。先日の茶ノ会ではブラムリーがはいった蒸しカステラを作りました。私の中ではグリーン色のりんごが秋の訪れになっています。生のままでかじると酸っぱーいりんごですが、加熱するとほどよい酸味が残り料理とよく合います。

厳しい残暑のなか「暑い暑い～」とお越しいただき今日は秋の茶ノ会を無事に終了しました。皆さまありがとうございました。